研修報告 H29.2.8

H29.2.8 「H28年度第2回愛知県身体障害者施設職員研修会」に参加してきました。

会場はココ

愛知県には、障害者支援施設(旧身体障害者療護施設)計21施設で構成されている、愛知県生活向上委員会(各施設1名が役員)という組織があり、私は委員会の代表を任されています。

生活向上委員会では、施設利用者の生活の質の維持・向上を目指して、各施設の担当委員が年に2回、意見・情報交換を重ねており、その活動はすでに20年以上になります。さらに、施設職員(主に生活支援員)を対象に、支援の資質向上を目的とした研修会を、毎年2回企画・運営しています。

H28年度は『QOLの向上を目指して』という大きなテーマを掲げ、昨年8月には1回目として「個々の身体状況(ニーズ)に合わせた工夫」について研修会を開催致しました。今年度2回目となる今回は「日中活動の充実」という視点での研修会です。

研修風景はご覧の通り

プレゼン用の資料は各施設ごとに準備。参加者は皆、他施設の発表に真剣な眼差しです

施設発表は5~10分。それでも、まるで東海北陸大会さながらの雰囲気。とても濃い内容ばかりで勉強になりました

私は終日、司会・進行役でした

研修会に参加して…

「段ボール」「利用者選択」「ボランティアさん」

多くの施設様の発表で使われていたキーワードです。どの施設様でも、思いは一つ「利用者様のために」。

今回は、8月の研修会で得た情報を、自施設へどのように還元できたかという報告も兼ねていたため、出席者の多くが2回の研修に続けて参加して下さいました。休憩時間には、他施設の職員さん同士で活発な情報交換がなされており、とても意義のある研修会になっていたと思います。

H29年度も、生活向上委員が一丸となり、施設利用者の生活の充実に向けた活動を継続していく所存であります。愛知県の生活向上委員の皆様、今後とも御支援、ご協力の程よろしくお願い申し上げます