デイサービス職員のみゆきちゃん。
普段はおっとりふんわりした雰囲気で、遠慮がちな言葉を使う人だなと思っていました。
でも、ある場面になると水を得た魚のように、能力を120%発揮してくれます。
それが「音楽療法レクリエーション」
彼女は音楽療法がやりたくて、専門的に勉強し、資格も取ったそうです。
けれど、こういうのはタイミングです。
「やりたい」気持ちがあっても、アピールが奥手なので、彼女の能力と情熱になかなか気づけず、
活かす機会をつくれませんでした。
デイサービス職員になってすでに6年。これまで不定期で開催していた音楽療法レクでしたが、
満を持して毎月定例のレクリエーションに昇格します。
ぞんぶんにやりたいようにやってください!!
今月のプログラムです。
まずはいつもの定番歌「世界の国からこんにちは」からスタート。
おとなりさんや職員と握手して、ごあいさつです。
季節の歌にちなんだクイズや豆知識などで、利用者さんとの会話がはずみます。
昔、覚えた童謡の歌詞はスラスラとでてきます。
デイの藤村看護師が折り紙で作ってくれた豪華なバラのブーケを歌いながらお隣へ回していきます。
歌だけでなく、体を使う工夫もいっぱいです。ウトウトしている暇はありません。
自宅から持ってきてくれる生の花や野菜を実際に触れて、季節を感じます。
最後は星影のワルツを歌って、クールダウン。
利用者さんはみなさん「楽しかった!」「知っている歌だから歌えた!」と笑顔です。
みゆき先生も皆さんの盛り上がった熱気に充実を感じてくれているようです。
そして、この人気に便乗してさらに回数を増やし、目玉レクにしていこうと目論む相談員。
全員がWIN・WIN・WINな関係になれる素敵なレクになるといいなと思います。
また次回を楽しみにしています。