令和6年9月 今月のあいちの花

ゆたか苑は花の王国あいちサポート企業に認定されています。

花の王国あいち県民運動実行委員会は毎月「今月のあいちの花」を選定しています。

令和6年9月の花は「輪ギク」です。

愛知県産の輪ギクは出荷量全国1位で、主要産地は「田原市」「西尾市」「稲沢市」「阿久比町」です。

菊は、日照時間が短くなると花芽をつくり、花を咲かせる性質を持っています。愛知県では、この性質を利用した栽培方法である電照栽培を行っています。人工的に光をあてることで、花芽の形成と開花時期を調整し、年間を通して安定した品質の輪菊を出荷しています。

9月9日は重陽の節句です。9月は菊が咲く季節であることから菊の節句とも呼ばれます。菊は邪気を払い長寿の効能がある植物と信じられていました。香りを移した菊酒を飲んで邪気を払い、不老長寿を祝うという風習があるそうです。

仏花のイメージが強い菊ですが薬用や食用、切り花、アレンジなど様々なシーンで取り入れられています。結婚式の装花やブーケにも用いられており、お祝い事の花としても人気です。💐

 

参考文献

輪菊について – JA愛知みなみ輪菊部会 (ringiku-bukai.com)

重陽 – Wikipedia

菊 | あいちの花 | あいちの園芸 | あいち産のご紹介 | JAあいち経済連 (ja-aichi.or.jp)